「遥かなる時空の中で7」のコンプリートが終わったので、感想・評価を書いておきたいと思います。
個人的には、
- 乙女ゲーム自体も久しぶり
- 遥かシリーズも久しぶり
という状況だったんですが、めっちゃ楽しめました。買ってよかったですね!
この記事では、
- ストーリー感想
- 各ルートの感想
を綴っております。ネタバレは、開閉式のタブの中に伏せてありますので未プレイの方も安心してお読みくださいっ
買うか迷ってる方は、ぜひ参考にしてみてね。
ジャンル | アドベンチャー |
対応ハード | Nintendo Switch |
対象年齢 | 12才以上 |
発売日 | 2020年6月18日 |
メーカー | コーエーテクモゲームス |
公式サイト | 遥かなる時空の中で7公式 |
備考 | シリーズ公式Twitter |
クリックできる目次
【遥かなる時空の中で7】個人的な評価・レビュー
さっくり評価・レビュー
ゲーム性
戦闘はミニキャラで行われます。この戦闘がそんなに面白くはないので、低めに評価。
なんども周回するにあたって、ちょっと面倒だな・・・っと。
乙女ゲームですし、ゲーム性よりはシナリオやキャラクターが優先されているので仕方ないかなー?という感じ。
個人的にはもう少し育成だったり、目標がある方がすきですね。その他の部分は、よくある乙女ゲームって感じで満足です。
各キャラのセリフはボイス入りなので楽しいですよっ!
シナリオ
全体的に戦国時代が舞台ということもあって、どの攻略キャラも切なめのストーリーが多め。
シナリオの中心となるのが、「関ヶ原の戦い」なので東軍・西軍に八葉も別れています。協力して戦ったと思いきや、ストーリーが進むと敵味方に分かれることになったり・・・
戦国時代なので、もちろん人が死にます・・・。ハッピーエンド大好きな人には、ちょっと悲しくなっちゃうかもしれません。
ただ、それを踏まえてもちょっと泣けて、笑えてキュンと出来る良いシナリオだったと思います。
普通にハッピーな雰囲気で終わる攻略対象もいますよ♪
グラフィック
イラスト・キャラクターデザインはシリーズを通しておなじみの「水野十子」さんです。
絵がきれい・・・!衣装等も見てて楽しいデザインが素敵。どれもこれもかっこいい。
最後に乙女ゲームをしていたのは、PSP世代だったので「いまこんなにきれいな画像なんだなー」と思いました。
各キャラの解説は、このあとで↓
ボリューム
コンプリートまでの総プレイ時間は、40時間以上となかなかのボリュームだと思います。
既読部分はスキップしまくっていたので、もう少し読むタイプの人だともっと長い時間遊べますね。
ダラダラとプレイする・・・というよりは、各攻略対象ごとに結末がけっこう違ってくるので、飽きずに最後の1人まで遊ぶことができました。
やっぱりこのシリーズすき。
【遥か7】各キャラクターの紹介・ネタバレ感想
それでは、ここからは各キャラクターの魅力や個人的な感想を書いていきます。
物語のネタバレになる部分は、開閉式のタブで隠してあるのでクリア済みの方はタップorクリックしてお読みください。
愛を叫ぶコーナーです?!
真田幸村(さなだ ゆきむら)
個人的には真田幸村といえば「花の慶次」のイメージが強くて、どうなんだろ・・・?と思ってましたが、遥か7の幸村は王子様感あって好き。
序盤からずっと「姫」って読んでくれるところもいい・・・w で、「昔は傾いていた」という設定で、ちょっと荒い喋り方を披露するのもいい・・・w
未プレイの方は、最後にプレイするのをおすすめします。
先にプレイしてもいいですが、内容のインパクトが1番強いので他√にいっても幸村のことが頭から離れなくなる弊害が・・・起きるかも・・・!
真田ルート、ハッピーエンドに見せかけて悲しいシーンが多くてですね・・・。あああああああってなるよね・・・w
結末としては、
- 主人公は実は神子ではなく、竜神そのものだった
- なんやかんやで主人公は龍神から戻れなくなる
- 人としての自我を失いつつ幸村がくるのを神の領域で待つ
- 幸村は現世で思い残したことをやり切り戦死
- 新界とよばれる神の領域?で再開
- 家族になる
もうクリアしたとき、ヒロインも幸村も人として生きてない・・・!!これはハッピーエンドとは呼べない・・・。個人的には、悲恋かな・・?
いや・・・すごくいい展開で嫌いじゃないんですけど、「おおぅ・・・」ってなったよね(´・ω・`)ショッキング
でも、ショックはショックだけど物語の確信に触れる内容だったので面白かったです。しかも、幸村かっこいいしね・・・
敵方の徳川家康にも、絶賛されるような戦の大立ち回り!そして見事に戦死!これぞ、戦国武将なのかーーー!といった感じです。
でも、この切ない感じとか武士の生き方みたいなのが戦国時代の魅力なんだよねー!
天野五月(あまの さつき)
主人公の兄であり、神子をサポートする「星の一族」でもある天野五月。
兄弟といっても、血の繋がりはないので恋愛対象としてもセーフ(?)な感じの攻略対象です。
五月は、とにかくシスコンなキャラで「妹、大事」って感じ。すごく頼りになる兄なんですけど、慌てて喋ったりするところが可愛かったり・・・
ちなみに、幸村同様に青龍なので物語の確信に触れる内容が満載です。個人的には、最後のほうにプレイするほうがオススメ。
五月ルートは、唯一の現代で幸せになるハッピーエンドなのでシナリオてきにはすごく好きです。
ざっくり結末としては、
- 主人公は実は神子ではなく、竜神そのものだった
- 五月は神子が龍神になってしまうのを阻止しようとする
- 神子は新しい龍神と代替りを果たし人間として生きることに
- 五月と現代に戻り、恋人として生活
という、遥か7の中でも比較的平和な終わり方でした。
五月には双子の兄が居て実は子供と頃に主人公と入れ替わりで戦国の世にいってしまってるんですが・・・その相手がなんと石田三成!
顔がそっくりすぎるのと、他ルートでも匂わせがあったので分かってましたが兄弟の話も良かったですね。現代に連れ帰ってきた三成は、戦国に戻ってしまうので「そのあと、どうなったんやー!」と気になるところですが・・・
それは白龍のウロコを持ち帰ってるのでどうにかなってるんだろうな・・と思えるし、なにより・・・
五月・・・との現代デート・・・良かった・・・!!!!!!
五月・・・イケメン・・・。個人的には、兄弟として育ってるのに恋愛に発展する系は理解できないんですが・・・理解できなくても良いものは良い!!w
この幸せそうな最後がよかたです。
宮本武蔵(みやもと むさし)
天の朱雀である「宮本武蔵」
最初は、武蔵ちいさい・ほそい・よわい!と思ってたんですが、そこから成長してく物語でした。
とにかく純粋で、いい子。大和とライバル関係にあるんですが、大和がちょっとトゲのある言い方をしてもピュアなので皮肉に気づかなかったり・・・
そんな感じの好青年です。
武蔵ルートはざっくり言うと、
- 剣の成長のため、知り合った師匠に稽古をつけてもらう
- その師匠、実は平島善近が呼び出した怨霊
- 師匠・平島との対決を経て、武蔵さらに成長
- 日本一の剣豪を目指し、武蔵は旅に出ることにする
- 主人公は現代には戻らず武蔵といっしょに旅をする
って感じで、比較的平和な終わり方でした。関ヶ原の戦いでも、織田家が取り潰しにならず大名として存続したりと、平和で良かった。
大和と巌流島で会おうと約束してるので、それまでに強くなって大和に勝つんだろうな~!と期待できるEND。
シナリオ後半の武蔵はちょっと大人っぽくなるので、かっこよく見えました。
佐々木大和(ささき やまと)
現代で幼馴染てき立ち位置の「佐々木大和」
元々怨霊が見える体質で家族から疎まれて、放置されて育ってるので心に闇をかかえています。口もあまり良くないし、ツンケンしつつも本当は優しいんだろうな・・・って垣間見えるのが好き。
見た目もすごくかっこいいんですけど、ツッコミ口調だったり、かわいかったりと推しポイントが多すぎる・・・。
剣を手にしてからは、剣にハマり成長していくんですが・・・剣を持った瞬間から達人のような才能を発揮。まじでかっこいいキャラです。
大和ルートをざっくり解説すると、
- 心の闇が大きくなってきて、八葉や神子に迷惑をかける
- 剣をもつことを禁止される
- ターラとの戦闘中に追い込まれ、そこで見つけた剣を手に取る
- 実はその剣、ターラが仕込んだ妖刀で呪われている
- 周りの人の生気を奪う為、八葉や神子が弱る
- 呪われてる剣を手放すこともできず、大和は仲間から離脱
- こっそり神子を見守る(ストーカー?)
- 剣の呪いに打ち勝ち、ターラを倒す
- 現代には戻らず、戦国で剣の道を神子と共に生きていく
こんな感じでした。大和ルートは、笑えるポイントもあっておもしろかった。
終盤ラスボスであるターラも、他ルートでは本当にただの敵ですが大和ルートでは同じく敵のカピタンと結ばれます。
「ええーーー!そんな展開は予想してなかったーー!!」と、衝撃でしたが平和で好きです。他ルートでもターラに救いがあっても良かったんじゃないかと思うくらい。
最後のシーンも髪が伸びた大和がかっこよすぎるし、悶絶うう!!w
すきいいいいいいいいいいいい
最後のシーンと、改名したときの口上シーンは作品の中でも1番かっこいいかもしれない。
黒田長政(くろだ ながまさ)
ザ・武将。「黒田長政」は、当初神子を信頼しておらず結構キツめな言葉を吐いてきます。
「神子としての覚悟」を何度も問われるし、7歳の子供扱いされるし・・・序盤はツンツンキャラです。
なので、仲良くなってからとのギャップがすごくいい。あと、終盤はひたすらお気に入りのコーヒー飲んでてかわいいです。
とにかく、コーヒーばっかり飲んでますね。相当お気に入りw
長政ルートでは、
- 織田家の姫である神子を正室に迎えるため
- 神子を家康の養女にする
- 家康の養女になった神子を正室に迎える
という手間のかかったことをします。敵方の姫である神子をそのまま正室にするわけにはいかないからですね。
そのシーンで神子を担いでさらっていくのが、すごくかっこよかったw 主人公の照れながら怒ってる様子も胸キュンポイントォォ
あと、裸のシーンが・・・艷やかすぎるうう。長い髪がセクシー爆発。大人の男性・・・って感じでやばかったです。
語彙力の消失
直江兼続(なおえ かねつぐ)
雅な雰囲気の「直江兼続」は、わたしの1番好きなキャラです。声もいいんですが、シナリオも好き。
長政同様に、当初はそこまで八葉に協力的じゃありません。「おれを使いたいなら、その気にさせてみろ」なんて言われちゃったり。
・・・とりあえず、すきw
国のために・・と頑張っている兼続がかっこいい。神子がじゃがいもを分けてあげて育ててみようというシーンでは、これでみんなご飯に困らなくて住むんだ・・・という兼続の感動してるところが良かったですね。
そういえば戦国時代って、食べるために必死な時代だよなーと。
兼続ルートはね・・・ちょっと1番好きすぎて、感想が浮かばなくて困るw
すき!
かっこいい!
すき!
ジェントルメン!!!
なかなか感想を書く・感情を文章にするのが難しいです。
阿国(おくに)
女装キャラである「阿国」。最初は八葉としての使命にも、ノリ気じゃないんですが徐々に協力してくれるように。
ちょっと泣き虫キャラで、心に闇をかかえてる系。いちおう成長していく物語なのですが、泣き虫タイムが長いw
声の変化がすごい。声優さんの凄さを実感できるキャラクターですね。
柳生宗矩(やぎゅう むねのり)
無口で淡々としてる「柳生宗矩」さん。家康の元でお家再興のため、隠密として活動してるキャラ。
とりあえず、肌の露出が多いスチルが・・・いいかんじです。キャンディをあげると、ウッ!とか言いながら丸呑みしちゃったりと、かわいい一面も。
コンソメのポテチがもうない・・・と嘆く姿も大人かわいい男子ですね。
無口なのに、たまに喋るとかわいい・・・最高かよ!
以上、「遥かなる時空の中で7」の感想・レビューでした。
ひさしぶりの乙女ゲームということで、楽しめるのかちょっと不安もありましたが、めちゃめちゃ大満足です。
これを機にまた乙女ゲームにハマりそうです。